ヒストリー

これまでの活動

プログラミング教室の目的

この活動の目的は、こども達にプログラミングができるようになってもらう事ではなく、将来そのような職に就いても活躍できるように、また、様々な問題発生時により良い方法で問題を解決できるようにこども達の「プログラミング的思考」を育成することである。

第2に保護者の方々になぜプログラミング教育が必要であるかを理解してもらうこと。

第3に小学校で必修化になったプログラミング教育に楽しく触れてもらうこと。

「プログラミング的思考」って??

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組合せたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。

(文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)より)

「プログラミング的思考」とは、簡単に言うと、「最適な方法(効率的・最短ルート)で問題を解決する」為に試行錯誤する、問題解決型の思考です。

例えば、たどり着きたい「目的地」があるとして、プログラミングはその過程である「ルート」です。

電車や車、自転車や徒歩など、様々な移動手段や、通る道を組み合わせて、最短ルートで目的地までたどり着こうとするのが「プログラミング的思考」です。

この、「プログラミング的思考」を鍛えるのには、何もパソコンやタブレット端末を活用した学習だけではありません。

「アンプラグドプログラミング」では、そのような電子機器を活用せずとも、「プログラミング的思考」を学べます。

私たちのプログラミング教室では、ロボットやドローン等を活用したプログラミング学習に加え、アンプラグドプログラミングを活用した学習も取り入れております。

ここでは過去開催したプログラミング教室の内容をご紹介します。

4講座の教室をそれぞれ低学年の部、中学年の部、高学年の部に分け、全4日間の日程で実施をしました。

開催日:2020年10月3日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:低学年の部 10:30~12:00
中学年の部 13:30~15:00
高学年の部 15:30~17:00

内 容:「Codey Rocky」というプログラミング学習用ロボットを用い、ロボットが障害物を避けたり、コースから外れないように、ロボットがスタートからゴールまで移動するためのプログラムを試行錯誤しながら行いました。
何秒進めばコースからはみ出ないか、どのくらい角度を変えればうまくカーブを曲がれるかなど、こども達はあれこれ試しながら楽しく取り組んでくれていました。

開催日:2021年1月23日(土)  ※10/7(土)から変更

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター メインアリーナ

時 間:低学年の部 10:30~12:00
中学年の部 13:30~15:00
高学年の部 15:30~17:00

内 容:「Airblock」というプログラミング学習用のドローンを用い実施しました。
障害物を避けながらスタートからゴールまでドローンが飛行できるよう、何度もドローンを飛ばして微調整を繰り返しながら、プログラムを組みました。
難易度別のコースをいくつか用意し、何秒上昇すればどのくらいの高さまで上がるのか、どのくらい旋回したら思い通りの方向に向かうのか、アリーナ全体を使ったドローンの飛行に、こども達はとても楽しそうに取り組んでくれていました。

開催日:2020年11月21日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター メインアリーナ

時 間:低学年の部 10:30~12:00
中学年の部 13:30~15:00
高学年の部 15:30~17:00

内 容:「コリドール」というボードゲームを用い実施しました。ボードゲーム自体がプログラミング的思考を鍛えるのに適しており、このゲームはルールもそこまで難しくは無いので低学年でも理解をして取り組んでくれていました。
さらに今回は、ただボードゲームをプレイするだけでなく、実際に自分たちがゲームの駒となって盤面に立ってプレイすることで、上空からの視点を想像してプレイすることにより、空間認識能力も同時に鍛えることができます。
こども達は2人1組となり、どこに壁を置けば相手を邪魔することができるか、どこに進んでいけば一番にゴールできるかを話し合いながら進めていました。

開催日:2020年12月5日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:低学年の部 10:30~12:00
中学年の部 13:30~15:00
高学年の部 15:30~17:00

内 容:信号機や車など、身近にあるものにどのようなプログラミングがなされているかを考えたり、何をすれば→どうなるというプログラムをたくさん考え、発表してもらいました。
コンピュータが組み込まれていないものでも、もしコンピュータが組み込まれたらどのようなプログラムが組み込まれるかも想像して発表し合いました。
また、折り紙の折り方をプログラムに模して、プログラマー役、コンピュータ役に分かれて、プログラマー役がコンピュータ役の人に折り方を口だけで伝えて、正確に折れるかを体験してもらいました。
正確に指示を伝えるには何をどう伝えればよいか、どのような言葉で伝えればよいかをこども達には考えてもらいました。
この学習を通してコンピュータに指示を伝えることの難しさ、正確に指示を伝えることの大切さを学んでもらいました。

開催日:2021年11月6日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター メインアリーナ

時 間:13:00~16:30

講 師:戸田 元基 氏  北星学園大学アメリカンフットボール部「パイレーツ」のメンバーの皆さん

共 催:ユるっとゆうばりスポーツクラブ

内 容:「フラッグフットボール」というスポーツを行う中で、作戦を立て(プログラムを組む)、その作戦を実践(プログラムの実行)し、うまくいかなかった作戦をどのようにするとどのようにすると成功させられるかを考え(プログラムの修正)、また実践してみるということを行い、プログラミング的思考を、体を動かしながら楽しく鍛えることを目的とし、実施しました。
フラッグフットボール(アメリカンフットボール)の基礎的な事も教えていただきながら、普段触れることの少ないスポーツ、ボールの形に、こども達は興味津々で取り組んでいました。

2講座の教室を1日3回をそれぞれ2日間、全4日間の日程で実施をしました。

開催日:①2022年1月15日(土) ②2022年1月29日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:1 10:30~12:00
2 13:30~15:00
3 15:30~17:00

内 容:LEDを用いて自分たちで回路を作り、そのLEDをピカッと付けたり消したり(通称Lピカ)、チカチカと点滅させたり(通称Lチカ)するプログラムを組みました。
また、3色のLEDを信号機のように順番に点灯させたりするプログラムや、光る時間や順番を変えてみたりと、自分たちで様々試行錯誤をしながらプログラミングをしてみることで、プログラミング的思考を鍛えました。

開催日:①2022年2月12日(土) ②2022年3月12日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:1 10:30~12:00
2 13:30~15:00
3 15:30~17:00

内 容:「mBot」というプログラミング学習用の車型のロボットを用い実施しました。
専用アプリを使用して、障害物の前で止まるようにしたり、テープの色に反応して方向転換をしたり、暗いトンネルに入ると自動でライトが点灯するようにしたりと、様々なプログラムを組み込み、ロボットを走らせていました。
障害物に衝突してしまったり、思った方向に曲がってくれなかったりと、こども達は悪戦苦闘していましたが、思い通りの動きをしたときには、とてもうれしそうな表情をしていました。

開催日:2022年6月11日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター サブアリーナ

時 間:10:30~11:30

講 師:夕張市消防本部

内 容:プログラミング的思考を使って避難について考えよう!と題し、株式会教育ネットが発行している、防災プログラミングカードを用い実施しました。
災害(地震や火事)が起こった時に、安全に素早く避難できる方法を個人、グループで考え発表をしました。
また、午後からは文化スポーツセンターの地震想定の避難訓練に施設利用者役で参加をしました。
こども達は学んだことを早速活かしていました。

開催日:2021年12月18日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター サブアリーナ 2F研修室

時 間:13:00~

内 容:2人1組になり、3つのゲームにそれぞれ挑戦してもらいました。
種目は、紙積みゲーム、座布団を使った正座ジャンプ、最後はサブアリーナに巨大お迷路を作り、暗闇での宝探しゲームを行いました。
簡単な種目ではありましたが、低学年から高学年まで、さらには高校生の参加者もおり、みんな夢中で楽しんでいました。
最後は市内のお菓子屋で購入した特大のケーキを皆で食べました。
また、宇都宮北ロータリークラブ様より、お菓子とジュースの寄付を頂き、こども達に配らせていただきました。

開催日:2021年12月17日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター サブアリーナ 2F研修室

時 間:13:00~

内 容:毎年恒例になっているクリスマス会。この年は、自分たちがゲームのコマになり様々なミッションにチャレンジする、巨大すごろくを行いました。
こども達はミッションをクリアしたり、すごろくを進めていく中でゲーム内専用のお金を獲得していき、ゲーム終了後に獲得したお金で、お菓子など様々な景品の中から、思い思いの景品を購入していきました。
その後はこれまた恒例の特大ケーキを皆で美味しく食べました。
また、この年も宇都宮北ロータリークラブ様よりチュッパチャップスのツリーとジュースの寄付を頂きました。

開催日:2022年3月4日(土)

場 所:ポルタトーホーボール(岩見沢市4条4丁目11-3 であえーる岩見沢) ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:10:30~

内 容:2021年度の実施を計画していたが延期せざるを得ない状況だったために、2022年度に実施をしました。
大人の参加者も合わせて20名となったため、4チームに分かれてチーム対抗で実施しました。
その他個人賞も設け、各賞、景品には2021年度の大運動会で用意した景品を上回る豪華景品を用意しました。
夕張市体育協会からはNintendo Switch Liteを提供していただき、目玉商品となりました。
年度末のイベントは恒例行事となりつつあるので、今後も行っていきたいです。
また、ボーリング大会のPVを作成し、期間限定で文化スポーツセンターのロビーにて上映をさせていただきました。

開催日:2022年3月19日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター サブアリーナ

時 間:10:00~

内 容:年度末の目玉イベントとして、ボーリング大会を企画していましたが、開催時期に市外等への外出自粛期間となってしまい、
急遽大運動会に変更しました。
参加者を4チームに分け、種目は綱引き、大縄跳び、フロアカーリング、〇×クイズ、障害物競走の5種目を実施しました。
保護者の方にも参加をしてもらい、景品も今までにない豪華なものも用意したので、
とても白熱した運動会となりました。
こども達はもちろんのこと、大人の方も楽しんでいただけるようなイベントを実施したいと考えていましたので、
大いに盛り上がってくれたことはとても喜ばしかったです。

診療所では2021年度から畑づくりを行っていたそうですが、
2022年度はくれよん会のこども達と一緒に行いませんかとお声がけいただき、
種植えから収穫までの流れを診療所と協力をして行うこととなりました。
診療所にいらっしゃる方々からは、
「地域のこども達の元気な顔を見ることができ、とてもうれしい」とのお声も頂き、
双方にとって、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。

開催日:2022年5月21日(土)

場 所:夕張市立診療所

時 間:10:30~

内 容:皆で畑を耕した後に、様々な種類の種、苗を植えました。
トマトやきゅうり、ナス、枝豆等を植えました。
種芋もこども達で半分にカットして植えました。
最後に水やりをして、皆でやればあっという間の畑づくりでした。

開催日:2022年8月27日(土)

場 所:夕張市立診療所 ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:13:00~

内 容:収穫時期が違う野菜があるので2回に分けて収穫祭を実施しました。
1回目の収穫祭ではトマト、キュウリ、枝豆、ピーマンと様々な種類の野菜を収穫しました。
その後は文化スポーツセンターの研修室に用意した調理場で、こども達は収穫した野菜を使って好きなようにピザ生地にトッピングを行い、その後、焼きあがったピザを美味しそうに食べていました。
たくさん作ったピザもあっという間になくなってしましました。

開催日:2022年9月10日(土)

場 所:夕張市立診療所  ゆうばり文化スポーツセンター 2F研修室

時 間:10:30~

内 容:2回目の収穫祭ではジャガイモの収穫を行いました。この日は天気にも恵まれ、みんな泥だらけになりながらイモを掘っていました。
メニューはガレット、いももち、フライドポテトとジャガイモのフルコースとなりましたが、どれもみんな美味しそうに食べていました。
地域の方々にも調理のボランティアでお手伝いを頂いて、様々な年代が交流できた良い機会となりました。
参加人数はこども15名、診療所スタッフ4名、地域住民ボランティア3名、地域おこし協力隊1名の方々にご参加いただきました。

開催日:2021年6月26日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター

時 間:10:30~

内 容:2018年度から続いている、文化スポーツセンターの花壇に花を植える活動に2021年度もくれよん会で参加をしました。
夕張高校ボランティア同好会の皆さんにお手伝いを頂き実施をしました。
地域の方や夕張中学校校長先生、夕張高校校長先生、教育委員会の方々にもお手伝いいただき、天気もとてもよく晴れた中、行うことができました。

開催日:2022年6月4日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター

時 間:10:30~

内 容:毎年マリーゴールドを植えていましたが、2022年度はケイトウという花を植えました。
夕張高校ボランティア同好会の皆さんにもお手伝いいただき、地域ボランティアの方たちとも一緒に行いました。
花植えが終わった後には、昼食として夕張中央ライオンズクラブ様よりお弁当の差し入れを頂き、高校生たちと一緒に食べました。
高校生たちはこども達と一緒に遊んでくれたりと、双方にとってとても楽しい時間を過ごせたかと思います。

開催日:2023年6月10日(土)

場 所:ゆうばり文化スポーツセンター

時 間:10:30~

内 容:2023年度は2年ぶりに2色のマリーゴールドを植えました。
準備しているときには雨がパラパラと降りだしており植える時には止んでほしいなと思っていましたが、植え始める時にはこの日1番の雨が降りだしてしまいました。
それでも参加者の皆さんと協力をして植えていくと、30分もしないくらいで400株のマリーゴールドを植え終えてしまいました。
地域の方々のお手伝いや、若菜学童の先生、児童の方にもご参加いただき、様々な年代の方たちと交流ができました。
植え終えた後には夕張中央ライオンズクラブ様より、お菓子とジュースの差し入れを頂き、こども達も大喜びでした。

「くれよん会」の前身である「クレヨン会」を私の前任者である地域おこし協力隊がスタートさせたのが2016年11月9日金曜日。
その後2017年9月より私も夕張市地域おこし協力隊としてこの活動に参加。

2019年3月に前任者が地域おこし協力隊の任期を満了したことにより、私がこの活動を引き継ぎました。

2020年8月をもって私の地域おこし協力隊の任期が満了する際に、後任の地域おこし協力隊がいなかったために、
この時をもって「クレヨン会」を締めることとなりました。

ですが、子どもたちにとって今まで普通にあった居場所が突然無くなってしまうことは、
私にとっても、とても悔しい気持ちでいっぱいでした。

何とかこの「クレヨン会」を残すことはできないだろうか。

そうして悩んだ結果、その後は私が個人事業としてこの活動を引き継ぐこととしました。

2020年9月、名前を「くれよん会」に改めスタートします。

今後も地域の子どもの居場所としてより楽しい場所にしていける様勤めていきます。

G-Sailing くれよん会
代表 安榮 翔太

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